ソーシャルワーカーである研修生たち:課題と笑顔の瞬間

みなさんこんにちは!

本日9月8日、研修生たちが取り組んでいるアドボカシーの事例発表が行われました。そして、その後の気分転換のアイスブレークゲームの様子も、私、インターンのイーハンがご報道させていただきます。

ソーシャルワーカーの挑戦

研修生たちは、若者グループが自分達の権利を訴えようとするときに直面する厳しい現実について経験を発表し、問題解決に向けたアイデアを提供しました。コミュニティの一員としての問題意識が希薄で、人々が協力し合うことが少ない地域では、声が挙げにくい。また、資金の不足も大きな課題です。そして、官僚的な政治家が立ちはだかることもあろうかと認識した研修生もいました。腐敗問題、土地紛争、関係者間のコミュニケーション問題、団体の広報不足…、これらの課題に立ち向かうのは決して簡単ではありませんが、彼らは自分のコミュニティの向上させようという決意を持って、地域社会の発展と向上に向けて一生懸命努力しています。彼らの情熱と使命感に心から感銘を受けました。

 

ゲーム1:チームワークゲーム

発表会の合間の気分転換で、研修生たちがアイスブレークゲームのチームプレイゲームをしました。先ほどの厳しい顔ばっかりの雰囲気と違って、今は笑顔と笑い声があふれていました。チームで協力して、一番安全に、短い時間で風船を腰で運ぶゲームに挑戦しました。この瞬間、厳しい現実に立ち向かうソーシャルワーカーたちが笑顔を取り戻し、力を取り戻した瞬間でした。

ゲームを通じて、チームとしての協調性を再び認識できました。特に、今回のゲームセッションで担当したSalamさんがおしゃっていたように、大事なのは「(時間を省くために)走ることではなく、確実に歩くことだ」ということです。実際、ゲームの中でも、時間に勝ちたかった、走ろうとしたチームが、結局に負けてしまいました。ゲームの中でも、やはり慎重に、一歩一歩で確実に踏む出すことが勝つコツでしょう!

ゲーム2:個人ゲーム

今度は全員に風船一つ渡されて、目標は自分の風船が割れないよう守ることでした。そして、ゲームスタートの瞬間、一気に風船が3つとも割れてしまいまして、大混戦な場面に至りました(笑)!結局、あまりにも一人で勝ちたい参加者たちは、風船が全数割れてしまい、一つとも守られていませんでした!そのような状況対してSalamさんが「そもそも風船を最初にもらっている参加者全員が、皆勝者なのに、他人を勝ちたい、他人より良くなりたいという競争的気分があまりにも強かったからこそ、全員敗北という場面になったこともあるのですよ!」とコメントしました!

最後に、気分転換ができた参加者たちが、またグループディスカッションに戻り、各課題に対しての議論をしていました。ソーシャルワーカーである研修生は、厳しい課題に立ち向かうのにまだまださまざまな挑戦があります。しかし、今回AHIで学び合った観点と経験は、国に戻ってもさまざまな場面で活かせるのではないかと思っています。この研修は、それらの共感の場として、これからもますます素晴らしい展開と瞬間があるでしょう。

それでは、次回のブログ記事もお楽しみに!

インターン

チョン イーハン