相手の意見、ちゃんと聞けている!?
皆さん、こんにちは!インターンのイーハンです。今日は9月15日に私が研修生に紹介した「スペクトラム・ストリート・エピステモロジー」というアクティビティについてです。
「スペクトラム・ストリート・エピステモロジー」
他人の信念や考えを尊重しながら、その背後にある理由や根拠を深堀りする方法。 |
「スマートフォンがほんとに人をスマートしているのか?」
研修中、休憩ごとにスマホのお知らせをチェックする今年の研修生たち。今回、この身近なテーマで、背景の異なる研修生たちは、どこまで有効的に議論し合い、相手の論点を納得したり、相手を説得できるかに挑戦しました。
まず、研修生たちがスマートフォンに対する立場が(強く反対する)1から(強く賛成する)7までの度数で分かれて、散らばりました。そして、自分がなぜその立場にいるのかを述べてもらいました。
ディベートとの一番違いは、ある人が述べた後、反対側にいる人にその要点をもう一度述べてもらい、ほんとに相手の観点を理解しているかどうかを確かめてから反論してもらうことです。また、その反論に対し、今度はその相手の人たちにもう一回その話を繰り返し言ってもらい、根拠を持って反対意見を言ってもらうのです。
すると、この対話の中で、自分ばっかりの意見を述べるだけでなく、相手の意見を真剣に聞き、理解しようと努力していました。これは「スペクトラム・ストリート・エピステモロジー」の魅力の一部です。
異なる視点の発見
議論が進むにつれて、私たちは異なる視点や信念に触れることができました。スマートフォンは便利で、情報へのアクセスを提供してくれますが、同時に注意を引き離し、対面のコミュニケーションを妨げる可能性もあることが明らかになりました。多様な意見が議論を面白くさせます。
そして、一番面白かったのは、意見を言った研修生が、「実は自分の立場は、今の度数ではない」と意識でき、移動し始めたことでした。常に様々な意見に対してオープンな姿勢を持って、そして相手を説得しつつ元々の立場から自分を移動させていました。
このアクティビティを通じて、研修生たちは対話をするときは相手の意見をしっかり聞くこと、その根拠をしっかり理解する、ということを改めて学びました。
それでは、次回のブログでお会いしましょう!
インターン
イーハン