国際研修への道のり② 研修は、応募用紙から始まっている

国際研修の応募締め切りまで、あと2週間。
この時期で6件というのは、例年と比べても多い数です。
その背景に、どんなやりとりがあるのか、ご紹介します。 ――――――――――――――――――――――――――― 国際研修の応募用紙は、一夜漬けで書けるものではありません。
まず、すべての設問に目を通し、その意図や構造を丁寧に読み解くこと。
そして、団体内でしっかり話し合い、 自分たちの活動を客観的に見つめ直し、クリティカルに分析すること。
そのうえで、筋道立てて論理的に言葉にしていく必要があります。 日々の業務と並行して取り組むことを考えると、 完成までに1週間ほどかかります。
昨年の研修生ホックさんは、こんなことを話してくれました。
「設問を理解したあと、実際に活動地域に足を運び、 住民の声を聞いたり、さまざまな情報を集めたりする必要がある」と。 そう考えると、1週間では足りませんね。
私たちは、「応募用紙を書き始めるところから、
すでに研修は始まっている」と考えています。

だからこそ応募の段階から、
一人ひとりの状況やニーズに応じたサポートを大切にしています。
「書き方に迷ったら、いつでも相談してください」
「締切の10日以上前に下書きを送ってもらえれば、 より良いものになるよう、アドバイスします」 と、声をかけています。 その結果が、この「2週間前で6件」という状況です。
もちろん、選考の公平性にも十分配慮しています。
事前にアドバイスを受けられなかった人にも、 必要に応じて書き直しをお願いするなど、 機会の差が結果に影響しないようにしています。 応募の段階からの丁寧なやりとりは、 信頼関係を育み、研修そのものの質を高めていきます。 本当に、研修は応募の瞬間から始まっているのです。 職員 髙田