国際研修の応募締め切りまで、あと2週間。
この時期で6件というのは、例年と比べても多い数です。
その背景に、どんなやりとりがあるのか、ご紹介します。
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国際研修の応募用紙は、一夜漬けで書けるものではありません。
まず、すべての設問に目を通し、その意図や構造を丁寧に読み解くこと。
そして、団体内でしっかり話し合い、
自分たちの活動を客観的に見つめ直し、クリティカルに分析すること。
そのうえで、筋道立てて論理的に言葉にしていく必要があります。
日々の業務と並行して取り組むことを考えると、
完成までに1週間ほどかかります。
昨年の研修生ホックさんは、こんなことを話してくれました。
「設問を理解したあと、実際に活動地域に足を運び、
住民の声を聞いたり、さまざまな情報を集めたりする必要がある」と。
そう考えると、1週間では足りませんね。
私たちは、「応募用紙を書き始めるところから、
すでに研修は始まっている」と考えています。
だからこそ応募の段階から、
一人ひとりの状況やニーズに応じたサポートを大切にしています。
「書き方に迷ったら、いつでも相談してください」
「締切の10日以上前に下書きを送ってもらえれば、
より良いものになるよう、アドバイスします」
と、声をかけています。
その結果が、この「2週間前で6件」という状況です。
もちろん、選考の公平性にも十分配慮しています。
事前にアドバイスを受けられなかった人にも、
必要に応じて書き直しをお願いするなど、
機会の差が結果に影響しないようにしています。
応募の段階からの丁寧なやりとりは、
信頼関係を育み、研修そのものの質を高めていきます。
本当に、研修は応募の瞬間から始まっているのです。
職員 髙田