イメージ画像:2025年研修生からの、国際研修おすすめポイント
1月上旬に 国際研修の募集がスタートしました。
2月にはオンライン応募説明会を3回開催し、あわせて25名が参加しました。
説明会に参加しなくても、すでに応募準備を進めている団体もいくつかあります。
今日は、研修要項と応募プロセスの概要をご紹介します。
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テーマ: 参加型アプローチによる住民エンパワメント ~持続可能な地域開発をめざして~
日 程: 2026年8月25日(火)~10月4日(日)(約6週間)
会 場: アジア保健研修所(AHI)
参加者: アジア地域で地域保健や地域づくりに携わる人、10名まで
使用言語:英語
1.テーマの背景 ---------------------------------------------------------------------
国際的な開発政策は、地域住民の主体性と多様なステークホルダーの連携の重要性を強調しています。
つまり、地域住民こそが社会をつくる原動力であり、NGOの役割はその能力向上を支援することです。
2.コース目標 ---------------------------------------------------------------------
コースを通じて、研修生は視野を広げ、実践的な知識とスキルを高めます。
その結果、住民組織が地域課題に取り組むために必要な能力向上を
適切にサポートできるようになることを目指します。
研修生はコース開始時に具体的な目標を設定し、終了時には、
コースで学んだことをどう使って住民組織をサポ―トしていくかのか、それぞれが計画を立てます。
3.コースの原則 ---------------------------------------------------------------------
この国際研修には、大きな特徴があります。
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外部講師による一方的な理論講義はありません。
研修生自身が学びのリソースとなり、経験に基づく知識やスキルを共有します。
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研修生は、自分の学びだけでなく、仲間の学びを支える責任も担います。
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効果的な学びには、「思考・感情・行動」の統合が不可欠です。
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学びのプロセスそのものが、学びの内容となります。
4. 研修方法 ---------------------------------------------------------------------
参加型アプローチ
コースの目的や重点トピック、スケジュールは、研修生自身が話し合いながら決定します。
セッションの設計、進行、モニタリング、報告、評価までを自分たちで行います。
異文化環境での共同生活
研修生は寮で共同生活を送ります。
調理や清掃を分担し、日常の対話を重ねながら、信頼関係と共同体意識を育みます。
グループ・プロセスを通じたリーダーシップ・ラボ
ファシリテーターとしての心構えやスキルを磨くために、
自らを振り返り、互いに率直なフィードバックを行います。
★ 生活とセッションは、どちらも大切な学びの場。
両方の場で協働することで、個人とグループの成長が相乗的に進みます。
5. 応募資格 ---------------------------------------------------------------------
応募団体は、地域住民を単なる「受益者」ではなく、
地域づくりの主体と捉えて活動していることが前提です。
そのような団体は、
以下の条件を満たすスタッフまたは住民グループのメンバーを1名推薦できます。
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住民グループの組織化・育成に5年以上の経験があり、明確な課題意識を持っている
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コース終了後、学びを活かしてその課題に取り組む意思がある
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異なる価値観を受け入れる柔軟性・寛容性・前向きさ・チャレンジ精神を備えている
6.参加費など ---------------------------------------------------------------------
参加費は基本的に無料です。ただし、以下の費用の応募団体に負担いただきます。
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パスポート・ビザ取得費用
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自国内交通費
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航空運賃の半額
7.応募方法 ---------------------------------------------------------------------
応募用紙に必要事項を記入し、
団体パンフレット・事業報告書・会計報告書とともに、AHI宛てにメールで送付してください。
締切:4月1日
8.選考方針 ---------------------------------------------------------------------
多様でダイナミックな学び合いが生まれるグループ構成を重視します。
書類選考の後、応募者の経験やスキルを確認するため、オンライン面接を実施します。
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さて、今年は何件の応募があるでしょうか。
どんな国から、どんな実践者が集まるのでしょうか。今から楽しみです。
もし応募資格に当てはまるNGOをご存じでしたら、
ぜひ本研修をご紹介いただき、応募をおすすめください。
ひとつのご縁が、新たな学びの輪を広げるきっかけになります。
これからも、国際研修の準備状況や舞台裏の様子をブログで随時お伝えしていきます。
どうぞお楽しみに。
(職員 髙田)