写真:出典:GlobalFindings2025.EN, published by The CIVICUS Monitor
https://civicusmonitor.contentfiles.net/media/documents/GlobalFindings2025.EN.pdf
「People Power Under Attack」という報告書が毎年、発行されています。
日本語に訳すと「攻撃のもとにある人びとのちから」。
CIVICUS Monitorというグローバルなネットワーク型モニタリング・プラットフォームが、
複数の信頼できる情報に基づいて、各国の市民スペースの状況、つまり、
人びとがどれくらい自由に意見を言ったり、集会を開いたり、行動したりできる環境にあるのか、
といったことを、5段階で評価しています。
- 自由に活動できる
- やや制限がある
- 活動しにくい
- 強く制限されている
- ほとんど自由がない
報告書に書かれている分析結果のごく一部をご紹介します。
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世界全体で市民社会スペースが後退しています。
およそ200の国・地域のうち、
「自由に意見を言い、集まり、行動できる」と評価されるのは、39か国。
世界の人口の約8割は、こうした自由が日常的に制限されている国に、
約3割は、ほぼ完全に自由が制限されている国に暮らしています。
最も多く確認されたのは、表現の自由に関する侵害で、
1,350件以上(全体の約45%)を占めています。
政府を批判したり、ソーシャルメディアで意見を述べたりしたことによって、
処罰や嫌がらせを受けるケースです。
次いで、平和的集会の自由に関するものが900件以上(約29%)、
結社の自由に関するものが約800件(約27%)ありました。
デモや集会に参加した人が拘束されたり、
市民団体やグループの活動が妨げられたりするケースです。
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日本は「市民が自由に活動できる」とされていますが、
私たちは本当に市民として自由に意見を言い合い、
集まり、行動できているでしょうか。
改めて考えてみたいテーマです。
報告書のフルバージョン(英語)をご覧になりたい方はここをクリックしてください。
職員 髙田