禅語と国際研修

国際研修が終わった数日後、禅の本を読んでいると、
「主人公」という言葉の意味が紹介されていました。

日常生活で「主人公」というと、物語の中心人物を指すことが多いですが、
禅書『無門関』では、「主人公」とは「自己の本来の主体」と書かれていて、
外的なものに振り回されず、自分自身であり続けることが大切 という教えなのだそうです。 今、国際研修の報告書を書きながら、 10名の研修生はそれぞれのやり方で「主人公」であろうと葛藤していたことを思い出します。 国際研修の英語の原題を直訳すると「地域の健康と発展のためのリーダーシップ研修」、 つまり、自己成長を目指した研修です。 研修中には、他人の目を気にして自分の意見や行動を控える人もいれば、 他人の目を意識しつつも、自分の内なる声に従って失敗を恐れず行動する人もいました。 どちらも、それぞれの考え方ややり方で「自分自身」と向き合っていたのだと思います。 その結果、研修期間を通して、異なる側面を、それぞれのペースで磨いていきました。 禅の言葉に触れて、 研修の時間がそれぞれの「主人公性」を少しずつ育む場になっていたことに気づきました。 職員 髙田