『すべての人』がありのままでいられる社会

こんにちは!
インターン生の村上です。

 

本日のブログでは、国際研修の中で、一般社団法人LGBT法連合会から西山朗さん、特定非営利活動法人PROUD LIFEから安間優希さんをお招きして行われたプログラムについてご報告します!

 

今回の研修は、日本におけるLGBTQ+の人権保護を事例に、社会問題に対して「権利に基づくアプローチ」を考える目的で行われました。

 

まずは、西山さん、安間さんから、日本のLGBTQ+の現状や、各団体の活動について発表がありました。

そして安間さんから、「真の課題やニーズを教えてくれるのは当事者だが、(研修生も含めた)組織に属する私たちとは立場が異なる。当事者の抱える真の課題は見えづらく、その解決には私たちだけでなく医療、福祉など関連機関が真のニーズを正しく理解し、協働することが重要。」というお話がありました。

地域の人々が主体となって行う、草の根レベルの活動に取り組む研修生たちにとって、コミュニティや当事者からの生の声は重要な資源です。

発表の間、研修生たちは頷きながら熱心に耳を傾けていました。

これまでの研修の中では、様々な機関と連携・協働することの難しさについても議論されてきました。

学生の私にはイメージが湧きにくい部分も多くありましたが、今回の研修を通して、大きな組織に働きかけることの重要性や難しさについて理解を深めることができました。

 

発表後は、研修生から発表内容に関する質問や母国の現状を交えた活発な意見交換も行われました。

宗教やその国独自の文化によって性のあり方に対する捉え方が異なり、非常に興味深い時間となりました。

 

 

ランチ休憩の後は、グループに分かれて、研修生たちが事前に抽出したテーマに基づいた議論を行いました。

セッションの中で、西山さんが何度も「制度を変えるために、政府に働きかけている。」と力強くおっしゃっていたことが、印象に残っています。

政府や国際機関を対象とした大規模な活動は、学生の私にとって想像を越える世界であり、非常に貴重な機会となりました。

 

 

これまで私は、看護学生としてLGBTQ+について学習する機会が何度かありました。

学ぶ中で、“LGBTQ+”という言葉が多様な性のあり方を整理し理解する助けになる一方で、人々をカテゴリー化し、新たな境界や溝を生んでしまう可能性もあるのではないか、と感じていました。

今回の研修を通して、LGBTQ+当事者に限らず『すべての人』が、性的指向や性自認にかかわらず、ひとりの人間として尊重され、ありのままでいられる社会をつくっていきたいと強く感じました。

 

誰もが尊重される社会の実現に向けて、自分にできることは何か。

今後もインターン活動を通して考え続けていきたいと思います。

 

 

インターン生 村上