国際研修への道のり②「応募書類」を書くところから研修は始まってる!

今年の国際研修には、12か国から28件の応募がありました。

これから8月末まで、選考や研修の準備の様子を折々にブログでお伝えしていきます。

今日はその第二弾として「応募書類」について書きます。

※アフガニスタン、バングラデシュ、インド、ネパール、パキスタン、スリランカ、モンゴル、カンボジア、フィリピン、タイ、東ティモール、ベトナム

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国際研修は、研修で学んだことを実践して地域課題の改善・解決を促進することが狙いです。

そのため、応募書類に何を研修で学びたいかを明記してもらうのはもちろん、

なぜその学びが必要なのか、現場の状況に基づいて論理的に説明してもらいます。

 

質問をあげると・・・

●応募者のパートナー住民グループが活動する地域の状況はどのようなものか。

●そこで、住民グループが主体となって解決に取り組んでいる課題は何か。

●課題解決ために住民グループがどんな活動を行い、どんな成果を得たか。

●住民グループがさらなる成果を得るために、強化すべきこと・乗り越えるべき障害は何か。

●住民グループがさらなる成果を得られるようサポートするため、応募者が本研修で学ぶべきことは何か。

 

応募者は自分の現場経験を(いい意味で)批判的に分析することが求められるばかりでなく、

それを読み手にちゃんと伝 えるために、根拠や因果関係をきちんと示したり、重要な点を強調したり、

上手に論理展開して書き表す必要があります。

応募書類を書くところから研修は始まっているんです。

 

そんな力作ぞろいの応募書類ですから、読みごたえがあります。

頭はフル回転、時間もかかって大変だけど、

応募者の熱意や現場での葛藤に触れることができて、楽しくもあります。

今週末までに応募書類をしっかり読み込んで、5月からのオンライン面接に備えます。

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職員 髙田