2025年国際研修のコーディネーターにアーロンさんが加わります

AHIでは、2025年の国際研修のコーディネーターの一人として、2016年の国際研修修了生である
ジョン アーロン M ルンバブさん(通称:アーロンさん)を迎えます。
アーロンさんは、フィリピンのダバオ医科大学プライマリヘルスケア研修所(IPHC)に所属しており、国際研修の選考からプログラムの企画・運営・振り返りを共に行ってもらいます。
アーロンさんの所属するIPHCは、職員同士の仲が良く、皆が楽しく仕事をしている組織です。
アーロンさんがIPHCで培ったコミュニケーション能力を活かし、コーディネーターとして国際研修における、潤滑油となって活躍してくれることを期待しています。
また、アーロンさんを通じて、AHIスタッフはIPHCの人間関係づくりのエッセンスを学び、それが職員の成長にも繋がることを目指しています。
アーロンさんにコーディネーターを務めるにあたって、意気込みを伺いました☆
2016年に参加した国際研修について
9年前に国際研修に参加しましたが、その学びは今でも活かされています。
国際研修を一言で表すなら「期待以上」でした。
特に、研修参加者全員が自分の活動を共有できたことが、大きな刺激となりました。
また、参加者自身が特定のテーマについて学びの教材を出し合うので、
仲間たちから各国の保健・衛生事情や医療システム、住民組織の強化方法など、多くのことを学びました。
そして、研修期間を終えても友情が続く、仲間ができました。
2025年の国際研修コーディネーターになるにあたって
研修コーディネーターとして選ばれたことに対して、興奮と緊張が入り混じった気持ちです。
責任は大きいですが、国際研修の参加者が自由に意見や感情を表現できる「安心できる場」を提供し、参加者、ボランティアの方々、そしてAHIスタッフをつなぐ役割を担うことに意義を感じています。
過去の国際研修への参加経験や、フィリピン・ダバオでの約15年間のコミュニティ開発の現場経験を活かし、自信を持ってこの役割を果たしたいと思っています。
そして、ここで得る学びは、自分の知識、態度、スキル、そしてリーダーシップの向上にもつながると思いますし、IPHCにとっての学び合うコミュニティをつくることへの第一歩となることを期待しています。
団体長のジョセフィン アリンタジャオさん(通称:ジョバスさん)からのメッセージ
IPHCとして、アーロンが、地域や地方自治体、他団体向けに実施してきた研修運営のフィリピンでの経験をAHIの国際研修で発揮してほしいと思っています。
また、国際研修で得た学びを自国に持ち帰り、こちらの研修プログラムに活かしてくれることを期待しています。
さらに、多様な背景を持つ参加者と共に運営に携わる経験を通じて、研修担当としてのパフォーマンスを向上させ、より良い変革や改善を実施できるようになることを期待しています。
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団体長のジョバスさんは2000年の国際研修の参加者です。
AHIのビジョンやミッション、国際研修のこともよく理解し、アーロンさんをAHIにコーディネーターの一人として派遣することを快諾してくれました。
意欲的な研修修了生とのつながりを活かし、より主体的に学び合う人びとが集うコミュニティづくりに向けて、AHIは今年も注力していきます。
英語の原文を読みたい方はこちらからどうぞ。
職員 山下