植える・育てる・育つ

このステンドグラスは、アジア保健研修所の入口の上にあります。これは、次の聖書の箇所に由来したもの。

「わたしは植え、アポロは水をそそいだ。しかし成長させてくださるのは、神である」(コリント人への第一の手紙)

創設者と創設時中心になった方たちのキリスト教の信仰があらわされていると言えるが、それ以上に、私を含めキリスト者ではない職員やAHIに関わる人たちにとってもこれが持つメッセージの意味は大きいと思います。

すなわち、誰もがひとりひとりその人の内なる力を持っているということを基本とし、国際研修をはじめ様々なAHIの活動は、それが発揮されるような場を作り出そうとしているものであると言えます。

国際研修に参加して何年も後に、突然「今こういう活動をしているよ」と連絡をくれる元研修生がいたり、AHIの研修のときの私の記憶は、物静かな目立たない姿であったのが、見違えるようなその後の展開を生み出していたり。

さて、下の2枚の写真。よく似ていませんか?

実は、1枚は今年7月の写真。もう1枚は、10月に蒔いたパンジー。コリアンダーは、8月末からの国際研修のときに出せるかなと思っていたのですが、夏の暑さに枯れてしまいました。でも、あまりにパンジーがコリンアンダーに似ていて!?

さてさて、蒔いた種の内なる力が発揮されるのはどちらでしょうか?

職員 はやしかぐみ