ラジャスタンで見たインドのデジタル技術は・・・

4月に北インドのラジャスタン州に出張した職員がインドのデジタル技術の活用を目撃!女性・子ども・福祉省のもとに置かれているアンガンワリセンター(栄養指導センター)で活動する栄養指導員さんたちが持っているスマホ。対象50人中、22人の子どもが出席。午前のスナックを食べた子どもは23人(あれ?一人多いけど)これを使って指導員さんは報告することになっているとのこと。

↑ 担当の女性や子どもたちの情報についてはこんなふうに表示されています:妊婦さんが6人。授乳中の女性が10人。6ケ月未満の赤ちゃんが10人。6ケ月~3歳児42人。3歳~6歳の子どもが50人。でも出張した職員によると、その指導員さんの活動は関係の部署に報告されるけれど、活動の記録の蓄積がされていく仕組みにはなっていないらしいとのこと。(活動記録については、指導員さんが手書きでノートにつけているのを目撃!)指導員さんがちゃんと活動しているかを監督する機能が優先されているよう。せっかく毎回の活動の報告機能があるのなら、各指導員さんが利用者の状況の変化などを把握し、そこから課題を考えることができるような仕組みになっていればいいのにと思ってしまいます。

職員 はやしかぐみ