やぶからぼうな出来事

“藪から棒” 物事のしかたが思いがけないさまのたとえ。
      だしぬけであるさま。突然なさま。【広辞苑より】
 
そんな出来事が起きたのは、昨日、昼食を終えて自分のデスクに戻ったとき。
不意に左の太ももに鋭い痛み走り、そのあと虫の羽音が聞こえました。
すぐさま、先ほど台所で見かけたアシナガバチの姿が脳裏に浮かびました。
 
昼食のパスタの茹でようとコンロの前に立ったとき、
近くの窓枠にとまる一匹のハチに目に留まりました。
お湯が沸騰して、パスタの茹で上がるまでの間ずっと動きません。
「急に寒くなったから、弱ってるのかな。かわいそうに・・・」などと、考えてました。
 
「気遣ってやったのに、こんな仕打ちをするなんて、恩知らずな!!」と、
一気に強くなる痛みをこらえながら、心の中で悪態をつきました。
 
ともあれ、ありがたいことに、診療時間外にもかかわらず、
お隣の愛知国際病院が診てくれて、
皮膚の炎症をおさえる塗り薬と抗生物質を処方してもらいました。
 
昨夜のうちに腫れや痛みもひきました。
でも、事務所内のどこかにハチがまだ潜んでいるかもしれないと思うと、
しばらくは館内のどこに行くにもハラハラ、ドキドキ。
 
職員 髙田