【オンラインイベント】わたしたちの地球 わたしたちの健康 「プラネタリーヘルスという新たな視座」(YouTube配信)

人の健康を支えるものは何でしょう。健康を維持し続けるためには、家族や地域社会の健康や健全な状態も必要です。さらには身近な自然や空気、水や大気に至る、良い状態が保たれることも必要になってきます。

WHOでは、健康の決定要因の一つとして、物理的な環境を上げています。その中では、安全な水、きれいな空気、健全な労働環境、安全な住まいや地域社会そして交通インフラなども、健康を保つに不可欠な要素だと説明しています。

似たような概念としてプラネタリーヘルスという言葉があります。ロックフェラー財団とランセット誌は2015年に提唱したもので、人間だけでなく地球上のあらゆる生き物の健康に影響を与える問題、人間活動による影響を理解し、その解決を様々な関係者が連携して取り組んでいく、といったムーブメントなのだそうです。

日本WHO協会の主催での「プラネタリーヘルス」に関するYouTube配信のウェビナーが、開催されます。ご関心のある方は、以下案内をご覧の上、ご参加を検討されてはいかがでしょうか。 職員 ごんだ


《わたしたちの地球 わたしたちの健康》 (YouTube生配信)

「プラネタリーヘルスという新たな視座」

◆ 開催趣旨 :

新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) は、世界の保健医療のあり方を根本から揺るがしました。私たちは、あまりにも性急にヒトの健康だけを追い続けてきたのかもしれません。感染症に国境はなく、今後も第 2 、第 3 のCOVID-19が地球規模で大流行する可能性を考える必要があります。 79 億人の人類を対象とした保健医療に専心する視座には限界があります。家畜や野生動物、細菌やウイルス、植物といった地球上の生き物すべての健康に配慮したうえで、ヒトの健康を考える視点が必要不可欠です。

世界保健機関 (WHO) は、2022年の世界保健デー (World Health Day) のテーマを「Our Planet, Our Health (わたしたちの地球、わたしたちの健康) 」としました。「世界保健デー」を 1 日限りのお祭りイベントにするのではなく、地球規模で生きとし生けるものの環境や健康やいのちのことを知り、何が必要かを考え、そして行動してみませんか?

 

◆ 日時 : 2022年 6月 2日 (木) 19 : 00 ~ 20 : 30

※ YouTubeライブ配信 ( 1 週間の見逃し配信あり )

◆話題提供 :

・河野茂 氏(長崎大学 学長)「プラネタリーヘルスに貢献する取組みとは」

・中村安秀 氏(日本WHO協会 理事長)「WHO憲章からプライマリヘルスケア (PHC) そしてプラネタリーヘルス (地球の健康)」

 

■主催団体:(公社)日本WHO協会

■形式:オンライン

■定員:なし

■参加費:なし

■申し込み方法  下記、お申込みフォームよりお申込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScvPJM5UR1wpNiibr4Wjjq5dvOtj_enUnEIMdphaVQK8eqBDQ/viewform?usp=send_form

■告知サイト: https://japan-who.or.jp/about-us/notice/2205-25/

◆ 問合せ先 ; メールでお問合せ下さい。 kansai.gh.tsudoi@gmail.com