「日本のNGOによる外務省への要請文:イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます」に賛同しました

AHIは、日本の4つのNGOにより出された、「日本のNGOによる外務省への要請文:イスラエル・パレスチナにおける武力行為の即時停止への働きかけを求めます」に、賛同いたしました。
■要請文はこちら:https://www.ngo-jvc.net/activity/advocacy/20231011_gazastatement.html

この度のガザでの出来事に際し、さまざまな団体が声明や要請書を出しています。こうした動きにAHIも連なる必要はないのか、事務局および理事とで協議を行いました。その結果、今回上記の要請文に賛同することとした次第です。

現在ガザで起きていることは、AHIが理念とする「誰もが尊重され健康に暮らせる社会」とは真逆の状態にあります。市民の命が無差別に奪われ健康に生きる権利が損なわれる事態には、強く反対いたします。
またAHIは、多様なひとりひとりが集い、理解しあい、手をとりあってともによりよい地域をつくっていく、そのような住民の活動を支える地域ワーカーたちを育成しています。この、地域での人びとの活動は、誰もが健康に、公正に生きる社会づくりであるとともに、平和の基盤であると考えます。人と人との分断をさらに押し広げ、ともによりよい地域をつくる動きを阻み破壊する行為には、けして与することなく、反対の姿勢を示します。

*なお、どのような場合に賛同・署名をしていくのかについて、引き続き団体内で協議を続けてまいります。会員・サポーターの皆様にも、別途その議論を報告させていただく予定です。また、ご意見等ございましたら、ぜひお寄せください。

AHI事務局長・業務執行理事 清水香子