2019年インドの旅、実現するか?!

写真:インド憲法の起草者で、ダリット解放運動の父と呼ばれるアンベードカル
ダリットとは、カースト制度の外側に置かれた人たちの自称。サンスクリット語で「砕かれた」という意味。
 
さて、2019年度の国際研修の募集が間もなく始まります。
よく「どうやって応募者を募るの?」と質問されます。
元研修生や、日本の国際協力団体/従事者に紹介してもらうというのが主なところ。
Eメールや郵便での情報発信をしたうえで、気になる団体をリストアップしておいて、
その国・地域に出張する際に訪問してみたり。
 
でもそれだと、出張予定がない地域で新たなNGOを発掘をすることはかないません。
そうして空白地帯となっているのが、インド北部。
「あれっ、そうなの?!」と意外に思われた方もいるかもしれません。
 
1980年の設立以来、インドから90名近くが国際研修に参加しましたが、
そのほとんどが南部で活動する人たちです。
彼らからも、北部のほうがカースト制度による差別が甚だしいと聞き及んでいます。
 
AHIとしてはぜひとも北部で活動する人権NGOともつながっていきたい。
ならば「ついで」じゃなく、NGO発掘そのものを目的としてインド北部に行くべし!
ここ数年、その機会をうかがっていたのですが、今年こそそれを実現しようと、
ニューデリーを拠点にダリットの権利回復に取り組むNGOへのアポとりを
始めたところです。
 
職員 髙田
 
 
 
 
2018年4月に、
 
 

最近は
 
AHI職員が「NGO開拓」とよぶ仕事があります。
1980年の設立以来、