次々世代から教わる、保育参加

先週は、次男(5歳)の保育参加がありました。
ちなみに"参観"ではないので、保護者は動きやすい格好でご参加を、とのこと(笑)
内容は、劇遊び。絵本の「11ぴきのねこ」のお話をもとに、クラス全員で役を演じます。
人前に出るのが大好きなうちの息子は、11匹のリーダー、“とらねこ大将”の役。
「われわれは仲間なんだ。なかよくするんだー、ニャゴ、ニャゴ、オー!」
みんなを見回しながら笑顔で呼びかける演技に、親たちもつい「ニャゴ、ニャゴ!」と応えたくなりました。
劇遊びのねらいは、お話にあるように、みんなで分け合う優しい気持ちと、仲間で力を合わせれば大きな目的を達成できるんだ、ということを劇を通して子どもたちに知ってもらいたい、というもの。(担任の先生より)
実際に、劇の準備の段階から、道具の製作、練習などで、子どもたちはお互いに支え合い、「上手くできない・・・」と不安がる子をみんなで励ましたり、「ニャゴ、ニャゴ、オー!」と団結していた場面も多くあったそうです。
そんなエピソード等から、親の私達も家庭での子どもへの接し方などを見直すことができたいい機会でした。
保護者もひっくるめての保育参加。これは地域づくりにつながると思います。
最近では、アジアの農村にも、さまざまな就学前教育がありますが、勉強中心で、子どもたちの生きる力を養ったり、人格形成を養ったり、という面が弱い、というような指摘もあります。(お茶の水女子大・浜野隆氏)
AHIではいま、研修生が地域で取り組む次世代育成事業について方向性を探っています。
地域づくりのための「保育参加」のような活動も、いろんな形ですでにあるだろうと思うので、現地のお母ちゃん達(私よりずっと若いと思うが、、)と、経験を共有してみたいなあ・・・と、、
ちょっと心を馳せてみました。
 
 
職員こくま