国際研修終了&鴻雁来(こうがん、きたる)

季節が逆戻りしたような、汗ばむ日々が続きましたね。
10/8~22日は、二十四節気の寒露(かんろ)の期間。
七十二候では、10/8~10/13が、鴻雁来(こうがん、きたる)だ、と
10/ 8の朝刊(下:写真入り記事ご参照)を開いて思い出しました。
渡り鳥達は、確実に季節が移ろっていることを知らせてくれます。
雁は、冬鳥。秋にロシア極東から飛来してきて、越冬のため日本にやって来るんですね。
過ごしやすい季節で、個人的には一番好きな時期です。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
今朝、最後の研修生(ミャンマー出身のEveさん)が日本を発ちました。
他の研修生より2日間延長し、AHI近隣の小学校と名古屋市内の短大にて
自身のミャンマーでの活動内容を紹介してくれました。
一人残って、貴重な時間を日本の若き人々のために割いてくれた
Eveさん。おつかれさまでした。ありがとう。
 
研修中、入口に各研修生の居場所確認のホワイトボードを設置していました。
大多数の帰国の途についた10日にも、研修生の書き込みが。↓

 
 
現居場所(In or Out)⇒ 外出中 (Out)
行き先(Destination)⇒ 自国  (Home)
AHI帰館時刻(Time)⇒ 無限に・半永久的に自国滞在(Infinity)
 
そして、ボトムライン(一番下の行に)赤字で、
Thank you AHI
 
皆が去った後、このホワイトボードを目にして、
思わず目頭が熱く、切ない気持ちに襲われましたが、
そこには、
『自己の現場に戻り″声なき声″をすくい取るため、
AHI国際研修でさらにパワーアップした″志″で挑んでいくぞ!』
という前向きな決意の表れも感じ取られて、
さらに胸が熱くなりました。
 
新しい出会いと旅立ちを経て、
それぞれの新しい1ページがこれから刻まれていく、
そして、出会った仲間とつながり続けていく。
人生の醍醐味ですね。
 
職員A