若手職員・役員対象フィリピン現地訪問研修 報告。その②~研修修了生の活躍~

2026年3月2日~7日の、若手職員・役員対象フィリピン現地訪問研修に
参加した山下です。

「AHIの国際研修での学びは、現地でどう活かされているのだろう?」
そんな問いを胸に、私はフィリピン研修へと向かいました。

そこで出会った一人の女性、2008年の研修修了生であるインダイさんの姿が、
とても印象に残っています。

「いつか、村のリーダーになる」

18年前、インダイさんがAHIの国際研修に参加した当時は、
ダバオ医科大学プライマリヘルスケア研修所(IPHC)の地域事業の現地スタッフという立場でした。
しかし、研修の最後に彼女が掲げた「アクションプラン(活動計画)」には、力強い決意が記されていました。

「私は、自分の村のリーダーになります」

その言葉が単なる夢ではなかったことを、2023年、彼女は自らの行動で証明しました。

20年弱の月日を経て、現実に

インダイさんは、選挙で見事、村の議員(バランガイ・カウンシル)に当選。

現在は地域の住民グループのメンバーと共に、石鹸づくりプロジェクトを牽引するなど、
地域リーダーとして目覚ましい活躍を見せています。

驚いたのは、彼女の情熱が今なお燃え続けていることです。
「もっと学びたい、成長したい」と、週末は大学生として学部での勉強に励んでいるといいます。

AHIが大切にしている「人材育成」という支援の形が、こうして現地での変化を
生み出している様子に感銘を受けました。

職員 山下