直撃!国際研修生2024に聞く★第2弾★ ~クリスマス・新年募金実施中~

AHIは、誰もが尊重され、健康に暮らせる社会を目指して、自ら動き出す人を育んでいます。
研修生が国際研修で学んだことは何か。また、帰国後は何を行動に移そうとしているのか。
第2弾は、バングラデシュのアバヤッドさんです。
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◆プロフィール◆
名前:モハメッド・アバヤッド・ウラー
所属団体:パルス バングラデシュ ソサエティ (バングラデシュの鼓動)
活動内容:ミャンマーから逃れてきたロヒンギャの人たちの難民キャンプや周辺の村々で、住民の中から生活習慣病の予防・改善のための健康教育を行う、保健ボランティアを育成している。
参加動機:保健ボランティアの能力を高めたい。
- 新たな学び
多様な文化を持つ人々と密接に生活し、共に研修をすることが貴重な体験でした。最初の1週間は、研修生それぞれが異なる価値観や考え方を持っているため、共通の考えを持つことが難しかったです。研修を通じて、私はこうした違いを成長の機会と捉えるようになりました
例えば、私が活動しているロヒンギャ難民のコミュニティでは、女性の役割やこうあるべき、という固定的な意識があります。また、どのような問題についても、女性に働きかけるには、女性ボランティアを通じて行うことが一般的です。しかし、研修生の中にはこのような慣習を変えていくべきだと言う人もいました。当初、私はなんでそんなことを言うのだろうと、驚きました。同時に、自分自身の価値観も改めて認識しました。そこで私は、異なる背景や価値観を持つ相手にどう説明するかを考えました。この経験を踏まえて、今後何かアイデアや提案をするときには、(できるだけ)こういった違いを考慮し、全員が共感し理解できるように努めました。
- 最も刺激的な学習体験
国際研修は、人の意識に変化をもたらし、行動や習慣の変化を促します。啓発活動のセッションを行った時には、ソーシャルメディアを使った啓発のアイデアがたくさん出されました。そこでは、私が今まで使ったことがないものがいくつもありました。これまで様々な社会貢献活動にうまく活用してきたと思っていましたが、まだ使っていないものがたくさんあったのです。自分だけでは思いつかないアイデアを考えるきっかけが得られ、実践する意欲が湧いています。
- この研修のユニークさ
これまでAHIでは、積極的にボランティアやインターンを受け入れてきました。国際研修でも料理やおでかけのボランティアなど、たくさんの人が関わっていました。こんなに多くのボランティアが関わる研修に参加するのは、初めての体験でした。
親切で温かいホスピタリティを見せてくれたこれらのボランティアの人たちと交流することで、日本での時間がさらに特別なものになりました。
私は、さまざまなプロジェクトでボランティアと働いた経験があり、いくつかの組織では、ボランティアをしたこともあります。しかし、私たち研修生とボランティアの双方が意見や知識を交換できるような、経験は初めてでした。
人は、誰もが社会の中で貢献することができます。ただ、AHIのように、個々の力を発揮できる場が必要なのだと、学びました。
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