【おススメ講演会】チベット亡命者空白の10年を語る(5/28日@名古屋)

何年か前、チベット関係の講演会で、極秘で撮影されたショートムービー『ジグデル 恐怖を乗り越えて』を観ました。中国政府による抑圧を、チベットの人びとへのインタビューを通して伝える、ドキュメンタリーです。
ワンチェンさんは、その後、政治犯として中国政府に逮捕され、6年の獄中生活と4年の軟禁生活を送ります。

正直なところ、それ以降あまりこの映画のことを思い出すことはありませんでした。ですがこのちらしを見たときに、あるイメージがよみがえってきました。それは、インタビューに応じて語るチベットの人びとの、まっすぐとした視線です。カメラにしっかりと顔を向けて。

ある紹介サイトにはこんなふうに書いてありました。

「こうした映像が中国当局に見つかれば、証言者が拘束される可能性もあります。撮る側も、撮られる側も、かなりの覚悟のうえで実行したものであることがわかります。チベット本土のチベット人には自由がないということを、何としても世界に訴えたいという思いが、はっきりと伝わってきます。そこには、自分たちチベット人の誇りは、自分たちで守るという強い意志が込められているように感じます。https://asiandocs.co.jp/con/97?from_category_id=5

そのワンチェンさんがご家族と来日。名古屋では下記の講演会が開催されるそうです。
ぜひ。

以上(職員 清水)