葉っぱが落ちたあと

AHIの建物の周りは木々の緑がいっぱい。

春の初めにはかわいい芽吹きが、夏に向かうときには

元気いっぱいの若葉が楽しめます。そして11月下旬には

掃いても掃いても落ち葉の山。先週くらいから

すっかり枝が見えるようになり、やっと落ち葉掃きも

終わりが見えるようになりました。

 

クリスマスも近くなった今、思い出すことのひとつ。

以前ずいぶん話題になった「葉っぱのフレディ」

(レオ・ブスカルギア著)の一節。

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“Does the tree die, too?” Freddie asked.

木も死ぬの?

“Someday. But there is something stronger than the tree.

It is Life. That lasts forever and we are all a part of Life.”

いつかはね。でももっと強いものがあるんだよ。

それは、「いのち」なんだ。「いのち」は永遠に続くし、

私たちはみんなその一部だよ。(和訳は筆者)

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翻訳では、Lifeは一般的に「いのち」と訳されているようです。

あるときキリスト教の信仰を持っている人に、このLifeは、

神を意味しているのでは?と言ったことがありました。私自身は、

クリスチャンではありませんが、「神のご計画」という言葉

で表されるような、人知を超えた神の存在を意味している

と思ったからです。

 

一人ひとりが持っている勇気や力を信じて、大きな困難や

課題に向かう。すっかり葉っぱがおちて枝ばかりになった

とうかえでを前に、そしてクリスマスを前に思うことです。

職員 はやしかぐみ