空からの羽衣、空への羽根
この週末前後で、梅雨の季節がようやく東海地方にもやってくるようです。
昼休み、心地よい青空とちょうどよい気温に誘われ、お隣の愛知牧場を眺める丘に登ってみました。
階段に座っていると、空から小さく真っ白なものがフワリと足に。まるで綿毛か柔らかな花のようです。
すると、クルクル回転したり、右に行ったり左に戻ったり。
スマホのカメラを向けると、花は必ずあちら側を向いてしまいます。
どうやらクモか何かの虫で、顔や目は花とは反対側、つまり花に見える部分はオシリ側で、カメラが近づくと、カメラを警戒し向きを変えているようです。
あまりに小さいので、ちゃんと撮れたのは一枚だけ。
画面から目を移すと、そこにいたはずの純白でちっちゃなふわふわは、もうどこにも見当たらなくなっていました。
後で調べてみると、どうやらオオシラホシハゴロモ(または近縁のハゴロモの仲間)の子どものようです。
あの大きさですと、雨粒の一滴でもまともに喰らったらひとたまりもないのでは、と心配したりします。けれど、もしかすると外敵も動けなくなる梅雨の時期。真夏の空に飛び立つため、しっかりした羽根を身に着けた成虫へと、大切な衣替えのひと時なのかもしれません。 職員 ごんだ