JPNがミンダナオ島マラウィ避難民緊急支援を開始

AHIの研修生も活動するミンダナオ島西部のマラウィ。
5月23日から続く武装勢力と国軍の戦闘により、
50万人近い避難民が発生しています。

AHIも加盟する日比NGOネットワーク(JPN)が、
現地団体「バライ・ミンダナオ財団」と協力し、
避難民の方たちへの緊急支援を開始しています。

すでにフィリピン国内外から寄せられた募金で、
避難所・自宅に閉じ込められた避難民の方たちに、
水・食料・生活必需品、心理社会的支援、ボランティアの動員などを行っています。

JPNでは、日本でも募金を募っています。
支援状況の報告および送金先の詳細は↓

http://jphilnet.org/news/20170714_386.php

クラウドファンディングも近日中に開始予定とのことです。

上記ウェブサイトより転載 現地の子どもたちの心理ケア活動の様子

 

同上 バライ・ミンダナオ財団の緊急支援活動の様子(1)

 

同上 バライ・ミンダナオ財団の緊急支援活動の様子(2)

今年8月末からの研修には、
このミンダナオのムスリム自治区から、研修生を迎える予定です。
こうした状況のもと、
地域ワーカー・保健ワーカーの役割は、何なのか。
研修の中で、しっかりと、研修生たちと議論していきたいと思っています。

戒厳令発令から、2か月。
いっこくも早い戦闘の終結を祈るばかりです。

し職員

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