「対話型鑑賞」その2

8月29日のブログで福のり子氏の講演会で語られた「対話型鑑賞」について書きました。

(参考:https://ahi-japan.jp/?p=15163)

 

そして昨日(9/25)、

伊東深水(大正から昭和にかけて活躍した日本画家)の作品の対話型鑑賞会に参加しました。

講演にあった「美術作品を通してコミュニケーションして、協働して集合知をつくりあげる」

体験をしてみたかったから。

そして、集合知をつくりあげるファシリテーションをみてみたかったから。

 

残念ながら、「集合知をつくりあげる」ところまではできませんでした。

福氏によると「参加者にあわせた作品を選ぶことが重要」とのことでしたが、

今回は作品ありきでしたし、対話の時間も十分ではなかったと思います。

 

けれど、自分では見落としていたものに気が付いたり、

自分にはできないような想像のふくらませ方があることに気づいたり、

多角的な観賞ができたことは、純粋に楽しかったです。

 

今年の国際研修生の参加者たちがBut - Why問題分析法をやって、

「色いろな人の視点から多角的に物事をみるというやり方がとてもいい!」

と言っていました。それと似た感覚だと思います。

機会があったらまた対話型鑑賞会に参加してみたいです。

 

職員 髙田