CCCコラボメッセに参加しました!

12月9日(日)は、
愛知淑徳大学のCCC(コミュニティコラボレーションセンター)の
コラボメッセでした。
CCCは、学生の皆さんと、地域の様々な活動をつなげ、
実践の場をもつことで学生さんの学びを深めることを目指しています。
2006年に始まりました。
 
専従の職員さん(どの方も優しい雰囲気です)と、
学生スタッフの皆さんによって、運営されています。
地域からのいろんな助っ人募集や
コラボしてほしいという希望を受け、
一方で何かをやってみたいという学生さんの
希望や様子を見ながら、マッチングして、
地域に送りだしてくださいます。
 
AHIは、毎年、国際研修のおでかけボランティアを
依頼していますが、ホストファミリーや
インターンをしてくださる方、ネパール募金を集めて
もってきてくださる方もあります。
また元研修生の報告会を開催していただいたことも
ありました。
そういった関わりの一つひとつをCCCのスタッフの方が
丁寧につなげてくださっています。
 
行政や企業とコラボしてのイベント開催や、
商品開発もされているようですし、
地域の課題に主体的・継続的に取り組むために
作られたサークルも数多くあります。
ゴミの減量や、防災、介助犬、竹林整備、
名古屋コーチンの知名度アップ、熊本支援、
障害をもつ子どもとの遊び、父親と子どもの遊びのお手伝い、
児童館の子どもと地域のお年寄りのつなぎなど、
びっくりするくらいの活動があります。
 
午前中は、私たちのような地域で活動していて、
CCCと関わりのある団体(それもNPO,NGOだけでなく
行政や企業もあって、多様です)と、
CCCの学生団体がブースをだし、関心をもってくださる方に
お話をします。
 
午後は一堂に会し、シンポジウムでした。
NPO,行政、起業、CCCの立場から、
コラボして良かったこと、大変だったことが
語られました。
司会はCCCの学生さんで、そのコメントも
初々しいものでした。
 
なかなか「ぶっちゃけ」にはなりませんでしたが、
CCCの中心を担う秋田さんの
「行政と何かをコラボしようと、その目的などを時間を
かけて話し合ってきても、最近は実施をイベント会社に
委託することが多くて、そうするとイヤホンとマイクを
つけた人が『はい、こちらあと3人』という感じで
学生が単なる頭数にされてしまうので、モヤモヤします」
(上記の発言は、私の意訳の部分もあります)
という発言がありました。
 
学生一人ひとりが地域の中で、何かしらを担うことによって、
成長していくことを大切にしている秋田さんだからこその
発言だと、お聞きしました。
 
教育の世界が何かしら窮屈になっていることは
よく語られますが、
愛知淑徳大学のこのCCCの活動は、
「実践」の場を地域の中にもつことによって、
学生の皆さんに、大きな成長を促しているのを感じます。
 
CCCの活動がもっと広がっていくことを
願ってやみません。
 
職員はさだ