犬と地域づくり

あなたは犬派ですか?猫派ですか?
私は絶対犬派です。
アジアの国々に出かけると、犬がやけにおとなしいと
いうか、ゆったりしているように思うこともあります。
あるとき、スリランカのNGOに滞在したとき、団体長
がカトリックの神父さんで日曜日に礼拝が行われました。
神父さんの話を真ん前で寝そべって聞いていた(?)のは、
犬でした。出席している人も何の不思議もなく、そこに
一緒にいました。
 
さて、今日は、ワンちゃんが地域づくりに貢献して
くれるという話です。
11月10日、日進市内で行われた「にっしん地域支え合い円卓会議」
というのに参加しました。
介護保険の改訂を受けて、住民
同士の支え合いを促進しようと設置された生活
支援コーディネーター。第1層は市町単位で、
第2層は中学校区単位が活動領域とのことです。
(正直まだまだわかっていません)このときの
講師のお話しは、そこに暮らしている一人ひとり
が普段やっていることの中に、地域づくりにつながる
お宝があるということでした。別に他の人のためと
思ってやっているわけでなく、自分のため、自分の
楽しみのためにやっていることでも、そのお宝を
意識すれば、人と人がつながり地域づくりにつながる
種となるということです。
 
たとえば犬の散歩でも、道を歩いて誰かと顔をあわせ、
言葉を交わす。犬好き同士なら会話も弾みます。
 
8月下旬から10月8日までの国際研修に参加した
ネパールのクリシュナさんの話を思い出しました。
彼は車いすユーザー。自宅から自分が立ち上げた
団体の事務所までの道すがら、最初は犬に吠えられて
いたそうです。それが徐々に慣れてきて、じゃれつく
ようになって、、、。そうしたら子どもたちも寄って
きて、、、。
 
何十年か前の話で、ねずみ駆除は地域ベースで、という
話を聞いたことがありますが、今は犬が人と人を結んで
くれて、地域への入口を用意してくれる。。。??
職員 林かぐみ
↓ ネパールの農村で これは犬ではありません。ヤギかな。