夏季集中講座終わりました!
7月30日から8月3日まで名古屋大学大学院国際開発研究科(GSID)の「教育とウェルビーイング」というタイトルで夏季集中講座をAHIが担当しました。
受講生は、ウガンダ1、モザンビーク1、ブータン1、フィジー1、アフガニスタン1、中国3、日本3 7か国、計12名、今年はAHIの国際研修並みに多国籍化しました。中国人留学生は仕事の経験はなく、日本人のうち一人は博士課程後期で医学系研究科(検査技師)、もう一人は関西のNGO、テラルネサンスでのインターン経験がありました。アフリカ、アジアの留学生たちは教育行政に携わる経験あがありました。
これら12名の学生さんを、モザンビークのグループ(他にウガンダ、中国、日本)、アフガニスタン(他にフィジー、中国、日本)、ブータン(他に中国、日本2)の3グループに分けました。
グローバリゼーションの負の影響により、3つの国で最も周縁化された人の健康問題を解決するためプライマリヘルスケア(PHC)の視点から各国政府への提言書を作成することを目標に置きました。
フィリピン人のスタッフでNGO経験のあるジョイさんのセッションでは、ロールプレイの手法によって、みなが村の関係者になりきって演じながら住民のエンパワメントについて学びました。また、清水さんのワークショップでは周縁化された人々の健康課題とそれを解決する方策についてディスカッションしました。
モデレーターやリキャップなど国際研修で使っている役割も担いながら参加型で進めることができました。
サポートとしてAHIインターンのサキアさん、GSIDの助手のハネザさんが全日入ってくれて、記録やワークショップを担当してくれました。分析力をつけた彼らが将来、周縁化された人々のために共感や連帯するリーダーになってくれることを期待しています。(TN)