カリさん、ありがとう!!!

南インドのカリさんは自らもダリットとして「ダリットとして生きる - 虐げられてきた人々の声に聴く」をテーマに11月21日から12月4日まで、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、東京、熊本で、24集会、860人以上の人々に、熱く語りかけ、質問に丁寧に答えて、多くの人にダリットの現状と取り組みについて共有してくれました。
来日した11月20日の週と帰国の12月4日からの週が例年以上の寒さで、その間に暖かい日が続きました。当初は半そで姿だったので私のスキー用ジャケットを期間中貸してました。
大学生、女性グループ、人権のグループ、障害分野のグループなどなど多様な人々との出会いがあり、インドを鏡として日本の私たちの社会を振り返る機会となったらと願っています。
特に被災地、熊本では、2004年のスマトラ沖地震津波の被災地支援をしたカリさんたちの経験も紹介しながら、人々と交流しました。翌日、熊本大学医学部の学生さんたちのガイドで熊本城を歩きましたが、人々の誇りであったお城が悲惨な状態になっていることに、心を痛め、そこから被災地の人たちの状況を察しました。カリさん、そして受け入れ団体、学校のみなさん、言葉に言い尽くせない感謝でいっぱいです。