広島から平和の発信
今年も8月6日が近づいてきました。AHIの国際研修では毎年、広島に2泊3日の訪問研修に行きますが、その時に受け入れてくださるのがANT-Hiroshimaです。その活動が先日、朝日新聞に掲載されました。
「おりづるの旅 さだこの祈りをのせて」という絵本に訳文を貼って66の国と地域に寄贈し、世界に広がっています。絵本は広島で被爆し、12歳で亡くなった佐々木禎子さんを紹介しています。
この記事はチェルノブイリ原発事故の被害を受けたベラルーシの子供たちとの交流についてでしたが、AHIの研修生たちも訳文に協力してアジアに広がっています。
禎子さんが病床で回復の祈りをこめて折った千羽鶴でしたが、それは名古屋の高校生たちが禎子さんに送った折り鶴がきっかけでした。愛知淑徳高校といわれています。愛知と広島から世界に平和の祈りの象徴、折り鶴が広がっていったことは、研修生たちの学びとなり、平和の実践につながっています。