【番外編】直撃!国際研修2025コーディーネーターに聞く★

昨年度から2年連続で元研修生を、国際研修のコーディーネーターとして招いています。
2025年度は、2016年度の参加者であるフィリピンのアーロンさん。
今回の経験や学んだこと、そして今後の展望について話を聞きました。
◆プロフィール◆
名前:ジョン・アーロン・マナンキル・ルンバブ
所属団体:ダバオ医科大学プライマリヘルスケア研修所(2010年から所属)
現在は研修事業の責任者。
● 9年ぶりにAHIに戻って、どう感じましたか?
敷地に入った瞬間、懐かしい思い出が一気によみがえりました。
今回は参加者ではなくコーディネーターとして、まったく異なる視点で研修を見ていました。
意識したのは、参加者一人ひとりの学びのニーズに目を向けることです。互いの経験から学べるよう支えることを心がけました。
正直、最初はどこまで関与すべきか手探りでした。答えを求められることもありましたが、私の役割は「導く」ことではなく「支える」こと。できるだけ参加者自身で考えてもらい、必要なときだけ小さなヒントを出しました。次第に議論は主体的になり、私は「影の存在」になっていきました。

● 印象に残っている経験
研修の準備グループ担当になっても積極的でなかった参加者と、一対一で話す機会がありました。その日のテーマである「アドボカシー(政策提言・権利擁護)」の理解を確認し、その後、準備グループの役割についても確かめました。順を追って一つずつ確認する中で、彼は自分で答えにたどり着いたようでした。その後は真摯に役割を果たすようになりました。
中間振り返りで「次は全力で取り組みたい」と書いていたことが、とても印象に残っています。
● コーディネーターとして学んだこと
この経験は、自分の実践が本当に参加型だったのかを見直す機会となり、社会的に脆弱な立場の人々を支えるという原点を再確認させてくれました。
各国の参加者の話を通して、不平等は地域固有の問題ではなく、世界共通の課題であることを実感しました。同じ課題に向き合う仲間の存在に、大きな勇気をもらいました。

● AHI研修のユニークさ
参加者同士が活動経験から学び合い、多文化の環境で寝食を共にする合宿型研修である点が大きな特徴です。多様な背景を持つ参加者が集まると難しさも伴いますが、だからこそ相互理解と歩み寄りが重要になります。
研修後、多くの参加者が学びを地域での能力強化に活かしたいと語っていました。継続的な学びを支えられることを楽しみにしています。

★共に学び、共に歩む
AHIの創設者川原さんの「共に学び、共に歩む」は、AHIの研修が単なるプログラムではなく、異なる背景を持つ人々が共に学び、分かち合い、成長していく「生きたコミュニティ」であることを思い出させてくれます。
学び続ける人が、やがて次に学ぶ人を支える存在になっていく。
このつながりの輪は、これからも未来へ向かって広がり続けていくでしょう。
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会報誌「アジアの健康」2026冬号のP8-9にも、サポーターの方によるアーロンさんのインタビュー記事が載っています。どうぞ合わせてお読みください。
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