脚光みたび!? バングラデシュのモハマド・ユヌス氏
バングラデシュで大学生が中心になったデモが起こり首相が
国外脱出に至る事態になってから1ケ月。2006年にノーベル
平和賞を受けたムハマド・ユヌス氏が最高顧問に就き暫定
政権が発足したが、総選挙の実施にはまだまだ時間が
かかるようです。今回ムハマド・ユヌス氏の名前が
報道仕組みを始めた頃?に書かれた
”Jorimon and Others - Faces of Poverty"(1984)
という本をAHIのボランティアグループの人たちが
1992年に訳していたのです。
それをノーベル賞受賞を機に再び告知したのが、次の記事。
↓ 2006年11月~12月のものです。
そして今、新しい社会をめざした人たちが望んだのがユヌス氏。
まさにデモが大規模になる中で来日の準備をしたバングラデシュ
の研修生も、自分自身も独立戦争を戦ったフリーダムファイター
の息子で優遇策の恩恵を受けた一人だが、学生たちが頑張って
いるのを見て静観していていけはいけないと思ったそうです。
改革の道のりは長くかかると思われますが、AHIの研修生を
はじめとする草の根での地道な取り組みが改革の土台を
作っていくことを願っています。
職員 はやしかぐみ