能登半島地震災害支援のための募金箱を入口に設置しています
今日で一か月がたつ能登半島地震。
避難所の運営や炊き出しなど、まだまだ人手も足らず物資も不十分な状態が続いているようです。
昨日から、AHIの入り口に災害支援のための募金箱を設置しました。AHIの職員有志によるものです。
2月末まで設置し、集まった支援金は災害救援NPOレスキューストックヤード(以下RSY)に全額を送金します。
〈募金箱は、先日のオープンボランティアデーで、中学生の方に作っていただきました〉
RSYは名古屋市に事務所を置くNPOです。発災翌日から石川県穴水町に入って支援をされています。
2007年の能登地震の時に穴水町に支援拠点を置いていて、それで今回発災直後から支援に入ることができたそうです。
阪神淡路大震災のボランティア活動を前身に持つRSY。
阪神淡路大震災や東海豪雨での経験から、ボランティアは災害が起こってからの活動だけでなく、
平常時の備えにも力点を置くべきだという考えのもと、活動されています。
名称は、人もモノもカネも「救援=レスキュー」のために「蓄える=ストック」「場所=ヤード」からきています。
代表理事の栗田暢之さんが新聞のインタビューで、このように答えておられました。
「行政ばかりに頼るのではなく、地域ごとに備蓄して、災害時に炊き出しができるような心構えが要ると思う。」「生活再建や雇用、心のケア、まちづくりなど、民間支援の得意なところをどんどん活用しながら官民が連携して、被災者それぞれのニーズに応じた復興ができるよう伴走していくことも欠かせない」(引用:朝日新聞1月25日朝刊20面)
私たちアジア保健研修所は国境を越えて、誰もが健康に暮らせるよう、
住民主体の地域づくりをする人材の育成や、交流、啓発を行っています。
それらは平常時の備えでもあると改めて強く思います。
どうぞ、AHIにお越しの際は、募金にご協力よろしくお願いいたします。
☆レスキューストックヤードの活動の詳細はこちらから当団体ウェブサイトをご覧ください。
現地活動報告他、ボランティアや寄付情報も随時発信されています。
RSY令和6年能登半島地震への対応(第4-2報) | RSYブログ
みなさまRSY事務局です。RSYは現在、石川県穴水町に看護チームを含む第3陣を派遣しております。私達が拠点を置く避難所・...
〈職員 せきぐち〉