しあわせな犬

出勤途中に小型の白の柴犬を見かける。う~んかわいい、遊びたい。見かけるたびに思いつつ、時間がない・・・

このあいだの日曜日近くの山へ行った。犬を連れた人はたまに見かけるが、この日すれ違ったのは、なんとリュックに柴犬を連れて(入れて)いた。今までハムスターを入れている人は会ったことがあったけど、犬は初めて。老犬で5分くらい歩くとリュックに入れてと言うのだそう。

昨日の帰りは、飼い主さんに抱かれて散歩(じゃないけど)している犬を見た。あの子ももう高齢なのかしら。最近アニマルウエルフェアという言葉を聞く中で、海外出張に行ったときの場面を思い出す。

ひとつはスリランカでのこと。スタディツアーの受け入れをしてもらった現地のNGOで滞在中の日曜日。こじんまりとした質素な礼拝室での礼拝に出席した。そこに犬(そこの番犬だったのかな~)がはいってきたのだけれど、誰も追い出すこともなく、犬も勝手知ったるように(?)とても落ち着いて静かに伏せていた。静かな時間をいっしょにすごした。

もうひとつはカンボジアでのこと。道路わきの食堂で、犬が2~3匹私たちが座ったテーブルのあたりに来た。野良犬?番犬? 注文したものが来て食事を始めた。犬たちは吠えて騒ぐでもなく、でも落ちたものやお客さんがちょっと分けてくれたものはありがたく?食べていた。

不衛生な環境での多頭飼育などは論外だけど、自由と保護、犬たちにとって何がしあわせなのかしら。まあ、ねこかわいがりはよくないだろうけど。

職員 はやしかぐみ

 地方の役場での一場面です(カンボジア、タケオ州)