楽しいファッション・苦しいファッション?

小学生の頃身体が小さかった私は、仕立て屋さんをしている

近くのおばさんのところで服を作ってもらっていた。もちろん

それ自体恵まれたことだったのだろうが、その頃は「既製服」

という言葉があったくらいだから、布地を買って仕立ててもらう

こともわりと一般的だったかも。ただ作ってもらうのは、「よそゆき」。

たいてい夏のお盆の頃とお正月だった。いつからだろう。いっぱいの

服に囲まれるようになったのは。

 

さて今、日本で販売されている衣服の輸入割合(輸入浸透率)は

2018 年には約98%にも達しているそうだ。

<後述の開発教育協会のホームぺージから>

 

同協会が、服と社会問題のつながりを知ることで

「ファッションを楽しめなくなる・苦しくなる」のではなく、

「新しい服を次々と買わなくても、豊かにファッションを

楽しめることを伝えたい」と考え、作った教材が、

2023年消費者教育教材資料表彰「消費者庁長官賞」を受賞。

服・ファッション−開発教育アクティビティ集5 | 開発教育協会(DEAR)

DEARは公正な地球社会の実現をめざし、「知り・考え・行動する」開発教育を推進するNGO。開発教育・参加型学習・ワークショップ・主体的・対話的・深い学びの実践・研究・…

 

何を食べるか・何を身に着けるかという消費者としての私の行動を考えるとき

持続可能な開発目標(SDGs)がじぶんごととしてやってくる。

職員 はやしかぐみ