竹島水族館から考える

先週末に竹島水族館に行ってきました。

知ってはいたけど、やはり「ここまでかあ」と

驚かされることがたくさんありました。

 

これ、ウーパールーパーの水槽のところに貼ってありました。

こういった説明、名古屋港水族館や鳥羽水族館では絶対にないと思いません?

ちなみに正式な名前は「メキシコサラマンダー」だそうです。

 

それぞれの生き物の展示説明も、想像の斜め上?下?という感じです。

ちなみに、竹島水族館のHPには「日本で一番読まれている」説明と

書いてありました。

 

一方で、日本初繁殖という快挙!も

 

小さい水族館ですから、アシカショーはすぐそこで見られます。

「このあたりは水がかかります」というご注意以外は、無言で進行されていき、

吉本かと思うほどのしゃべりで魅せる鳥羽水族館のトドのショーとは

好対照です。

この日は見られませんでしたが、カピバラのショーもあるそうです。

(ショーとして成立するのでしょうか)

 

深海魚の展示も多いし、タカアシガニも触れます。

 

古い建物の小さな水族館ですが、言ってみればこの

「庶民路線」で、けっこう名の知られる水族館となっています。

私が行った日も多くの来場者で、けっこう混みあっていました。

 

生態の説明をじっくり読むのが好きな私としては、

ちょっと物足りない気持ちにもなりますが、

「おったまげ~」と言われるとウーパールーパーが商品名だったことも

頭に入ってきます。

 

竹島水族館の存在によって、あらためて学ぶための水族館と、

楽しむための水族館とがあるのだと思わされます。

 

玄関のところに、「500種類の魚もいて、入館料500円でコスパ最強」

と書いてありました。

確かに500円なら気軽に入れますし、満足感も大きいです。

足の悪い母も、「この距離なら、大丈夫」と言ってて、

狭いことにも積極的な意味があるんだと思わされます。

 

気取りがないからこそ、楽しめるし、身近になる。

なんだか、魚以外のところで勉強になりました。

 

職員はさだ