相手を静かにさせるオーラ?

実家のトイプードル、名前はネネです。
ブリーダーのところで、数度の出産を重ね、
これ以上の出産はできないということで、
保護センターに行くところを、実家に来ました。
 
ミニチュアダックスフンド2匹、チワワに続き
4匹目はトイプードルでした。
(いつもその時の人気の犬種です)
それまでは、声帯をとられていたり、
散歩に行くこともなくケージの中だけで過ごしていたりと、
少し前から新聞記事にもなり始めた「動物福祉」から考えると、
大きな問題も感じますが、それでもせめて余生は
楽しく安心して暮らしていけるようにと
母は可愛がってきました。
 
で、このトイプードルのネネちゃんですが、
長毛種なのですが、なかなかカットさせてくれません。
あちこちに大きな毛玉ができていていますし、痒そうです。
嫌がってカットさせてくれないので、専門家に
頼むしかないのかと、あちこちの動物病院や
犬の美容院に尋ねたのですが、どこも予約でいっぱいです。
予約開始日になるとすぐ電話で予約が埋まってしまいますとのこと。
多くの犬は、定期的にケアを受けているようですし、
「ご紹介がないと、受けられません」とも。
京都のお茶屋さんのように「一見さんはお断り」のようです。
こういう世界だったのですねえ。
 
で、仕方なくネネちゃんは、慣れている母が抱っこしている
ところを、後ろからスキをみては、チョロチョロと
ハサミで切るのですが、すぐに暴れだして、一度にほんの
少ししか切れません。
毛玉の成長に追いつかないくらい。
 
先週末、妹もいるところで、また母とカットを
始めたのですが、ネネがいつになく大人しく
カットされています。どうしたのだろう?
 
私と母の推測(仮説?)ですが、高校で教員をしている妹が
無意識に周囲に放っている「相手を静かにさせるオーラ」(笑)を
ネネは敏感に感じ取っているのかも。
 
もしかしたら、毛をカットされるのも、
そんなに怖いことではないと悟り始めたタイミングに
たまたま妹がいただけかもしれません。
 
この仮説が正しいかどうかは、条件を変えて
あと数回ネネのカットをしてみたら、わかると思います。
仮説が立証された時は、同じようにお困りの皆さんに妹を貸し出したいです。(怒られそうですね)
すべての教員の皆さんが同じ雰囲気を醸しているとは
まったく思っていません。お許しを。
 
職員はさだ