変わったのか、変わっていないのか

昨日3月8日は、国際女性デー。あまり日本では知られていない。
私も初めて聞いたのは、研修生からだった。
ここのところ、森発言のおかげか、社会的性差(ジェンダー)について
報道されたり、話題にのることも多い。50年前、60年前にこんな
投稿があったと新聞に載っていたりする。そんなにも変わっていないのか。
以前たまたま見たい映画が席がいっぱいでしかたなく上映していた
アメリカの映画「Battle of the Sexes」を観た。ええ~こんなにゆっくり
ラリーを当時はしていたの!?と思ったくらいで、背景を知らず
あまり筋が追えなかった。あとから1973年、女子テニスの
世界チャンピオンが、女子の賞金と男子のそれとの大きな差に
異議を唱え、仲間とともにテニス協会を脱退して「女子テニス協会」
を立ち上げたという歴史があったと知った。
1973年にすでに生まれていた私には、そんな昔の話ではない。
変化はあったのか、変化はなかったのか。
こんなに社会問題として扱われるようになったことに
変化は確かにある。
写真:バングラデシュの女性たち。学校に行けなかったり、その後社会で経験を
積むことができなかったりした人たちも自助グループの活動の中で経験を積んでいく。
職員 はやしかぐみ