【9/13金@AHI 無料】アジアのワーカーと考える~インクルーシブな地域をつくる当事者エンパワメントとは?

AHIの研修生たちとじっくりディスカッションするプログラム。国際研修のセッションの一部を公開で行います。

アジアのワーカーと考える~インクルーシブな地域をつくる当事者エンパワメントとは?

アジアの村々で、人びと自身による村づくりをすすめるAHIの研修生と一緒に、自らの活動と役割をふりかえり、次の一歩を踏み出すアイディアを、探ってみませんか?国際協力の現場で・日本の地域で、インクルーシブな地域をめざし活動している方、そのような活動に関心がある方のご参加、お待ちしてます!

日時:2024年9月13日(金)13:00~17:00 (受付開始12:40 昼食希望の場合12:00前集合)
参加費:無料
場所: アジア保健研修所(AHI)
※Zoomによるオブザーブ可(グループ討議には参加できません)

共催:公益財団法人アジア保健研修所(AHI)・障害分野NGO連絡会(JANNET)
(愛知県日進市米野木町南山987-30 名鉄黒笹駅より徒歩15分)

●使用言語:英語(日本語通訳なし)
●現地集合・現地解散(宿泊手配も各自でお願いいたします。)
※JANNET関係者には交通費の補助について個別にご相談させていただきます。
●オプショナルセッション(希望者のみ)
翌9/14午後研修生の保見団地訪問に同行(在日外国人が多く暮らす保見団地(豊田市)を訪問し、多文化共生の取り組みを行うNPOや地域住民との経験交流を行います。)。

〇AHI研修生って?
7か国(バングラデシュ・ブータン・カンボジア・インド・ネパール・スリランカ・ベトナム)から集まった10名の地域ワーカーたちです。村々で、課題を抱える当事者主体の地域づくりをすすめています。取り組む分野や対象は、障害、栄養、気候変動、メンタルヘルス、難民、子ども、女性、少数民族、若者など研修生によってさまざま。お互いの活動・課題から学び合うため、8/26-9/29までAHIの参加型研修に参加しています。

お申し込みは以下のURLからフォームにご入力ください。
https://forms.gle/LwbwbmwN3bbSoudW6

お問い合わせ:AHI事務局 tel: 0561-73-1950 e-mail: info@ahi-japan.jp

■アジア保健研修所(AHI)とは?
誰もが尊重され持てるものを発揮し、生き生きと暮らせる社会に向けて活動するNGO。1980年
設立。アジアの草の根で活動する現地ワーカーの育成(人づくり)を行う。

■障害分野NGO連絡会(JENNET)とは?
障害分野の国際協力を行っている日本のNGOのネットワーク。1993年設立。誰一人取り残さな
いインクルシブ社会の実現をめざし研修会の開催、政策提言などを行う。

【2024年度AHI国際研修参加者のご紹介】

①名前(ニックネーム) ②団体名 ③活動内容 ④研修参加の動機

《バングラデシュ》

モハメッド アバヤッド ウラー(アバヤッド)
②バングラデシュ社会の鼓動
③ミャンマーから逃れてきたロヒンギャの人たちの難民キャンプや周辺の村々で、生活習慣病の予防・改善のための健康教育などを行う、保健ボランティアを育成している。
④保健ボランティアの能力を高めたい。

ヌルン ナハール(ショマ)
②ダスコー財団
③ラジシャヒ県の保健センターのサービス向上のため、センターの運営や行政への提言を行う運営委員会の活動をサポートしている。
④運営委員会が継続して活動できるようになってほしい。

《ブータン》

ヨンテン ジャムツォ(ヨンテン)
②ブータン障害者協会
③障害のあるすべての人の教育・雇用・健康などの権利が保障される社会を目指して啓発活動や政策提言をしている。
④障害者自身と、地域の人たちの障害への理解を深めたい。

《カンボジア》

コンティア チイエップ(コンティア)
②シェア=国際保健協力市民の会
③プレアビヒア州で、自治体と住民が協力して子どもの栄養改善を進められる仕組み作りをしている。
④住民組織がもっと主体的に活動できるようになってほしい。

《インド》

スワプニル サダシブ ヴャヴァハール(スワプニル)
②サティ(仲間の意)
③マーハラーシュトラ州の少数民族の村で、子どもの栄養状態を良くするため、行政職員と住民の連携強化に取り組んでいる。
④住民組織が継続して活動できるようになってほしい。

《ネパール》

クシャマタ カドカ(クシャマタ)
②コピラ(つぼみの意)
③ガンダキ県の少数民族が多く暮らす地域で自助グループをつくり、心の病を持つ人びとや暴力を受けた女性のケアを進めている。
④自助グループがもっと行政に要望を伝えることができるようなってほしい。

ヒマル ゲイレ(ヒマル)
②メンタルヘルス・カウンセリング・センター
③カルナリ県で、心の病を持った人びとの自助グループづくりや障害者の支援に関する政策提言をしている。
④自助グループが継続して活動できるようになってほしい。

《スリランカ》

シェリル ダヤンタ フェルナンド クルクラスーリヤ(ダヤンタ)
②ベレンディナ開発サービス
③全国14の農漁村で若者が主体的に地域づくりに参加するために、若者のグループをつくり、リーダーシップ研修を行っている。
④自分の団体のスタッフがもっと地域の住民の参加を促せるようになってほしい。

《ベトナム》

ビン タイ グエン(ビン)
②地域開発支援センター
③中部高原の少数民族が暮らす地区で、住民が中心となったマラリアや結核対策を進め、保健サービスへのアクセスを良くしようと取り組んでいる。
④住民組織と行政がもっと協力し合える関係になってほしい。

ハ ティ チュ(ピンキー チュ)
②アクションエイド ベトナム事務所
③気候変動に対応するため、持続可能な地\域づくりに取り組む若者グループやリーダーの育成を全国的に行っている。
④若者が組織を運営する力を上げたい。

以上