ネパールからの訪問者を迎えました

今日のお昼ごろ、2人の女性がAHIを訪問してくれました。
ひとりは日本人、もうひとりはネパールの方。
AHIの行う国際研修に、今後、このネパールの女性が所属する
グループから参加者を送ることができないだろうか、との問合せでした。
 
話を聞くうちに、3~4年前にAHIでお話を聞かせてもらった
ネパールの「バディ」の女性たちのことが思い起こされました。
ネパールでは制度上は廃止されたものの、
まだ社会にカースト制度が色濃く残っていて、
バディの人たちはその最底辺に置かれてきた人たち。
中でも多くの女性たち(幼い少女たちを含めて)が、
人身売買や強制売春の被害を受けている実態があります。
今日、訪問をしてくれた方も、数年前に来てくれた女性たちも、
支援団体の助けでその過酷な状況から救出された人たちでした。
 
カースト差別のために、病院に行き医者にかかることができない、
行ったところで差別や嫌がらせを受けるばかり・・・
バディの人たちの中から、
バディの人たちの健康のために働く人を育てることが急務とされています。
実際に彼女たちのグループで、看護の勉強を始めている仲間が出ているとか。
 
AHIの国際研修に応募するための条件や、
複数の申込みの中から選考をしている状況をお話させてもらいました。
帰国後、仲間と情報を共有して、今後の応募の可能性を検討されるとのこと。
 
アジアの各地で、
人としての尊厳や健康でいることの権利が守られていない人たちが
まだまだ多くいることを実感せざるをえませんでした。
 
同行の日本人女性は、バディの女性たちの支援のために
岡崎市でこの6月にカフェを始めたメンバーのお一人でした。
皆さん、岡崎市へお出かけの機会には寄ってみてください ↓↓↓

 

職員と

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