今年の国際研修のコーディネーター・クシャマタが挑む、新たなリーダーシップ

AHIでは、年度を越えて国際研修修了生をつなぎ、関係性を深める取り組みを広げていこうとしています。
その一環として、今年、ネパールのNGO“コピラ(KOPILA)”で活動するクシャマタ・カドカさん(国際研修2024に参加)がAHI職員とともに、コーディネーターチームの一人となり、2025年12月から、研修全体の企画づくりや参加者選考などに携わっています。
今回は、コーディネーターを引き受けた思いや、これからの抱負について話を聞きました。
参加者からコーディネーターへ―― 引き受けた理由
理由は大きく二つあります。
一つ目は、研修がどのように企画・運営されているのか、コーディネーターの立場から「舞台裏」を深く知りたいと思ったことです。研修で大切にしている考え方や進め方を、運営する側として学びたいと思いました。
二つ目は、コーディネーターと参加者をつなぐ「橋渡し役」になりたいと考えたからです。
この研修には、それぞれ異なる地域や立場でコミュニティづくりに取り組む人たちが集まります。そのような多様な人たちが学び合う場をコーディネートする経験は、自分のリーダーシップをさらに高めてくれると考えています。

「優秀な人」を選ぶだけではない難しさ
正直に言うと、参加者になることが一番大変だと思っていました。実際、私は選ばれるまでに3回応募したので、なおさらそう感じていました(笑)。
しかし、コーディネーターの立場になってみると、選考することの責任の重さを実感しました。
コーディネーターは、応募者一人ひとりを客観的に、多面的に見ていかなければなりません。ただ「優秀だから」「能力が高いから」という理由だけで、その人が研修に最も適しているとは限りません。
一人ひとりの特性や専門性、学びたいことを丁寧に見ながら、「このメンバー同士ならどのような学び合いが生まれるか」「互いの学びをどう深め合えるか」をコーディネーターチームで話し合い、総合的に判断します。
さまざまな視点から検討することで、偏りのない、公平な選考を行い、参加者にとっても研修全体にとっても最善の決定ができるよう心がけました。

コーディネーターとして大切にしたいこと
2年前に研修に参加して、発言のない参加者が、自分から発言するのを待つこと、言い換えれば安心して話せる時間と場をつくることの大切さを学びました。
私は、黙って見守りながら待つことが得意ではありません。しかし、だからこそコーディネーターとして意識して実践していきたいと思っています。
参加者全員が安心して自由に考えや経験を共有できる場をつくることに力を尽くしたいです。
今年は9か国から11名が参加予定で、活動分野も非常に多様です。この豊かな多様性の中から、どのような新しい学び合いが生まれるのか、とても楽しみです。
また、今年は女性参加者が多いことも特徴です。女性グループの支援に携わってきた私にとって、参加者が新しい力や視点をもたらしてくれるだろうと、とても期待しています。
英語の原文を読みたい方は、こちらからどうぞ。
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↓↓クシャマタさんが国際研修に参加した時の会報冬号です。覚えていますか?↓↓




