そのバナナはどこから?

このあいだ近くのスーパーでカンボジア産と書かれたバナナを見つけた。ヘェ~カンボジア産なんて見かけたことなかったなと手にとり、3本で98円は安いなと思い購入。(甘味がちょっとうすかったような、、)」

おりしも(!)手元には、岩波新書『バナナと日本人』(鶴見良行著1982年)。会報次号で今年3月に職員とインターンの人たちがフィリピン、ミンダナオ島を訪問したときのレポートを掲載予定。ボランティアさんとの編集会議の中で、同書に書かれている状況は今どうなっているのかという投げかけが、、。あわててこの本を手にとりました。ミンダナオ島は、100年ほど前に日本からの資金と人の流入が増えたと言われる。バナナは日本市場の成長に目をつけたアメリカの農業ビジネス資本が1960年代の終わりころ栽培を始めたところから。1970年代前半には日本への輸出が大幅に伸びた。『バナナと日本人』に記されている状況は変わったのか?関心ある方は、2014年に出された「バナナと日本人その後」へ。力を持つ者が土地と生産手段を有し、力を持たない者がそのもとで労働を提供するという構図字体は変わっていないと言えるだろう。カンボジア産バナナではどういうふうに作られ、私たちの手元に届けられているのだろうか。

職員 はやしかぐみ