なんと 大きな おせっかい

先日、保育園に通う娘のおたより帳に、
担任の先生から、
「○ちゃん、女の子グループ独特のちょっとしたイジワルなやりとりを
傍で見ていたけれど、我慢できずに割って入っていき、
”仲良くしてあげなよ!”って、一刀両断。
すごくかっこよかったですよ~」
 
ほぉ、なかなかやるじゃん... と思いつつ、
でも、その場で理由も聞かれず一喝された子たちからしたら、
「何でアンタが出てくんの?」と困惑しただろうな。
翌日、先生に
「いや~、ウーン、いきなり善悪決めて、正義感で動く前に、
まずは”何があったの?”って入るべきだったんでは~~」
と尋ねると、
「お母さん、○ちゃん、まだ4歳だよ。
おせっかいに入ったことを褒めてあげんとー。」
あ、そうでした(笑)。
ついついAHI職員になってしまいました。
 
先生いわく、近頃は目の前で明らかに揉めごとが起きていても、
見て見ぬフリで関わろうとしない子が保育園でも出てきているとのこと。
巻き込まれるのも覚悟で他人におせっかいをやけるような子を
クラスで、園全体で育てていきたい、とまた熱く褒めて下さいました。
虫や生き物、畑の肥料も、子ども達にしっかりお世話させるこの園で
子ども達は毎日育てて頂いていて、本当にありがたいと思う。
 
そういえば、以前AHIの事務局長をしておられたSさんが、
「NGOはいわば "おせっかい" な活動だから。
Nanto、 Greatな Osekkai (なんと 大きな おせっかい)」
とおっしゃっていたのをふと思い出した。
 
写真は、カンボジアのラタナキリ州の少数民族の人たちが使っていた籠。
以前カンボジアのNGOでインターンをしていた時に一目ぼれして、背負って帰ってきました。
娘は日曜日にそれを背負ってお出かけ♪
 
職員 大熊