コロナと観葉植物 ~フィリピンでの観葉植物ブームと環境問題と人権問題~

冬に会員のKさんに観葉植物をわけてもらって、育てています。
エケベリアという多肉直物で、
ポロッと取れてしまった葉を土の上においておくと、新しい葉が出てきます。
日々ぷくぷくと成長していくのが、かわいくて、うれしくて・・・!

 
フィリピンの首都マニラでも、
自粛生活の長期化に伴い、観葉植物ブームが起きているそうです。
そして、珍しい植物を森から違法に採取する人が増えいるそうです。
フィリピンの環境省は、生物多様性への影響が懸念されるとして、
採取をやめるように呼びかけています。
 
フィリピンではドゥテルテ大統領が就任して以来、
麻薬戦争をはじめとする人権侵害が大きな問題になっていますよね。
政府のやり方に反対するメディアや活動家を力で押さえつけたり、
テロ対策の強化という名目で、軍と警察の治安維持の権限を拡大したり。
 
この植物採取は、コロナで仕事が減ったり失業した人が、
生活のためにやっているケースも多いとのこと。
そういった人たちに対して、違法行為の取り締まりと称して、
政府が行き過ぎた措置をとらないことを願います。
 
職員 髙田