キャットタワーに問われること

上の写真は、妹の夫が、実家の猫たちのために作ってくれた
キャットタワーです。

4月からの非常事態宣言で、会社にいくことが難しくなり、
かといって、順調に偉い人になった彼は、
家に持ち帰ってするような仕事もなく、在宅勤務当番の日は
何をしようかと考える毎日だったそうです。

もともとスポーツを楽しみ、仲間も多い人ですが、
コロナでそれもままなりません。

定年まであと数年。何をしようか考える毎日は
定年後の自分を想像する毎日でもあったようです。
そこで彼が自分の長く楽しめることとして考えたのは
①畑仕事 ②釣り ③大工仕事で、
あのキャットタワーにつながりました。
すべて妹経由で聞いたことなので、ご本人とすれば
「ちょっと違う」かもしれません。

コロナで身動きできなかった時に、
皆さん、いろいろ身の振り方を考えたのではないでしょうか。
地方移住を考えた人も多かったようですし。

実家の猫たちは、朝一番にこのキャットタワーで
バリバリと爪を研ぎ、一日の活動をスタートするようです。

私は、このキャットタワーを見るたびに、
「自分はどうしたいのか」を問われるような、
そんな気分になります。

職員はさだ