アジアの子どもたちの暮らしを考える、小学校での出前講座

今日は日進市立梨の木小学校で、AHIスタッフやボランティアによる出前講座が行われました。対象は6年生3クラス、103名。

様々な体験を、クラスごとに場所を移して実施。密を避けるとともに、移動のたびにアルコール消毒をするなどコロナ予防も徹底して行われました。
ここ最近は学外や体験学習の機会が少ないこともあってか、卒業アルバム用のカメラマンさんも終始張り付き、各場面で今年最後の小学校の生徒たちを撮影されていました。幸いなことに天気予報が外れ、中盤まで雨も降られることなく多くの生徒が屋外で撮影することができました。


講座内容は、文字が読めず薬を間違えてしまうロールプレイや頭に水がめを乗せての移動など、日本の暮らしとはずいぶん違うアジアの子どもたちの暮らしを体験するものです。さらにサリーの着付け体験をとおして、身に着けるものから異文化を感じてもらいました。


最後のまとめでは、生徒ごとに印象に残った体験として手を挙げてもらいましたが、いずれかの体験に偏ることなく、それぞれに複数の生徒たちが手を挙げていました。一人一人が今日の体験講座をとおして、自分なりに感じ、考えてくれたようです。

これからの長い人生に向かう103人の小学校六年生。今日の体験は忘れてしまうとしても、何かのきっかけで今日の記憶の片鱗でも、思い出してくれることがあれば嬉しく思います。
ボランティアの皆さん、たいへんお疲れさまでした!