自分たちの言葉を使っていきたい

今日、公益財団法人ユネスコアジア文化センターから
「アジア4ケ国における持続可能な地域づくり事例集」が届いた。
日本のほか、バングラデシュ、フィリピン、インドで、
「持続可能な地域づくり」という目的の下、
多様な人たち・団体が協働した事例が集められている。
日本の事例は3つ取り上げられている。そのうちのひとつ、
松本市の公民館の関係者や住民の人たちが語ったことが
コラムに取り上げられている。
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「我々の現在の活動がSDGsの考え方や持続可能な開発のための教育(ESD)
プロセスに沿ったものになっていることに気づき、地域活動がグローバルな
取り組みにつながることを実感している。我々のビジョンや計画はすでに
グローバルな活動目標を包括していることから、
外来語に置き換えるのではなく自分たち言葉を使っていきたい」
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その方たちがこれまでの自分たちの実践に誇りと手ごたえを感じて
おられるからのこその言葉。そして、これこそ
持続可能な開発目標(SDGs)の理念そのもの、と思った。

職員 はやしかぐみ
写真は、国際研修2019の長野県阿智村訪問時。地元の人たちによる地域づくりの話をきく

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