寄付とたこ焼き

コロナ禍でさまざまな打撃を受けているのはどこも同じ。私がかつて少し住んでいたタイのチェンマイは、世界中から多くの観光客が訪れる古都の街。本当ならバイクやソンテウ(乗合バス)やら自家用車やらが入り乱れる(車線変更とか合図なしだから。路駐当たり前だから(汗))ので、できるだけ運転したくなかった旧市街の道も、友人からの写真を見ると、最近はし~んと静まり返り、よく行ったお店たちも閉店したと聞き、寂しく思います。
感染者をかなり抑えられていたのですが、最近になって増え、国際会議場や大学に、隔離収容場が作られています。「助け合い」が人びとの生活に密着しているあの町では、隔離中の人たちや、支える医療スタッフたちのために、ひっきりなしにさまざまな寄附が届けられるそうです。現地通がシェアしていたニュースによると、最近は日本人経営の日本食屋さんから「たこ焼き弁当」100個が届けられたそうです。容器はバナナの葉で作ったお弁当箱。粉もん大好き県出身の私としては、たこ焼きが選ばれたことがまず大変ウレシイ。タイ人にも大好評で、後日寄付元のお店に買いに来られた人もいたそうです。
職員 谷村