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あの夏みかんは、どこへ

どうでもいいのですけど、

実は長年気になっていることがあります。

 

上の写真は、実家の近く矢作古川と広田川が

並んで流れているところに生えている夏みかん(多分)の木です。

二本のそこそこ大きい川が並んで流れていて、真ん中の堤防に

この夏みかんの木は生えています。

その真ん中の堤防にも一応道がありますが、

河川を管理する人しか使わないので、

笹などに覆われていて、通れそうにありません。

 

この夏みかんの木、今年もたわわに実をつけていますが、

多分かなりの距離を笹をかき分けていくしかないし、

何と言っても木が水の上に張り出しているので、

とても収穫できそうにありません。

 

こんなところに、誰かが植えたとも思えないので、

鳥が運んだ種が、年月をかけてこんなりっぱな木になったのでしょうか。

 

きっとすっぱいだろうなあと思いつつも、

あんなに沢山なっているのに、誰も食べないなんて、

もったいない。

 

川の反対側の堤防の上の道路をクルマで走りながら、

いつも余計なことを考えてしまいます。

 

田舎にお住まいの方はよく御覧になるでしょうけど、

どこかの畑の隅に植えてある夏みかんの木、

誰にも収穫されないまま、ぽとぽと落ちているのを

よく見かけます。

(私の暮らす幸田町は筆書きで有名ですが、

やはり誰もお世話をせずに、落ちている柿もよく見ます)

 

これがインドやスリランカだったら、どうだろう?

せっかく実がなったのだから、その畑の持ち主や

それに目をつけた誰かが、せっせと収穫して

市場にもっていって売るんじゃないかしら。

そういう人は目端がきく?やり手?と言われているかも。

 

そんな私の想いとは別に、あの夏みかんは

完熟すると一つずつ川に落ちて、

海へと流れていきます。(多分)

そのうち一個が詩人に拾われて、「遠き島より」って

詩になったりして。

 

職員はさだ

 

 

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