広島訪問研修 2日目

本日は、先日の広島訪問2日目(9月27日)の内容を書かせていただきます。
まず初めに訪れたのは、認定NPO法人「ひゅーるぽん」です。
ひゅーるぽんの理事を勤めていらっしゃる川口さんからお話を聞かせていただき、
また施設の中も案内してくださいました。
その中で、私が特に印象に残っているのが、ひゅーるぽんの中の「ぽんぽん」という施設です。(ひゅーるぽんは「ぽんぽん」と「子ども発達支援センター」の2つに施設が分かれています。)
ぽんぽんでは、アートを切り口にした障がいのある人の社会参加を目指した
取り組みをされており、実際の作業風景を覗かせていただきました。
イラストはとても素晴らしいものばかりで、
過去にはスターバックスの水筒のデザイン、ブックカバーのデザイン、
電車の外装のイラストなど沢山の企業に起用された経歴があるそうです。
私たちも、バッチやハガキを頂きましたが、本当に素敵な作品でした。
アート以外でも、社会参加を目指す取り組みをされている方が
沢山いらっしゃり、社会福祉を学んでいる私自身、
障がいを抱えている方が実際にどういう場所で作業をし、
どういう働き方をしているのかを直接拝見できた事は、
とても良い経験になりました。
一方、子ども発達支援センターの方では、
子どもにフォーカスをあてて活動している研修生が、
自分の国と比較し、疑問に思った事を幾度か質問し、
必死にメモをとっていたのが印象的です。
 
最後にぽんぽんの前で写真を撮らせていただきました。
その写真がブログの一番上の写真です。
 
次に私たちは、ハチドリ舎にお邪魔し、恵里香さんのお話を聞かせていただきました。
研修生一人一人の活動を簡単に恵里香さんに伝え、
それを踏まえ、それぞれの国の問題解決を共に考えてくださいました。
その後、事前に配られていた恵里香さんの資料を読んだ上での
質問を研修生からさせていただきました。
素敵な場所で美味しいカレーも食べさせていただき、
心もお腹も満たされた私たちはハチドリ舎をあとにし、

その後はアステルプラザに戻り、
被爆者(恵美子さん)・伝承者(としこさん)の方の
お話を聞かせていただきました。
1日目の資料館やANTさんからのお話でも原爆を学びましたが、
実際に原爆を経験された方のお話の現実感はまるで違っており、
話の節々で、目を覆う研修生もいました。

最後に恵美子さんから、爪楊枝で作られた折鶴を
いただきました。普通の折り紙で折鶴を作った経験のある
研修生はこのサイズで作る大変さを悟り、とても驚き、
また、笑顔で眺めていました。

以上が2日目の内容です。
3日目はまた後日更新致します。
インターン平井